北野武監督デビュー作品!白竜、川上麻衣子、佐野史郎共演!
暴力刑事の吾妻(ビートたけし)は、麻薬組織の捜査を担当するが、事件はあまりにも闇が深かった。
たけしらしいオフビートな笑いを込めつつ、バイオレンス炸裂な作品。
たけしに30発くらい往復ビンタ喰らうヤクザが、ひろゆきに似てて笑っちゃった。
指名手配犯を追うバイオレンスと、カーチェイスは、やたら生々しくて、たけしの監督の手腕が発揮されてます。平成元年の作品なんだけど、まだまだ昭和な雰囲気だったね!!それにしても、若い頃のビートたけしカッコよすぎ...!白竜ヤバいくらい怖い。
この作品が、公開されてた時テレビCMで「子供に見せるな」がキャッチコピーでした。俺は当時小学生で、ビートたけし大好きっ子だったので、この作品は観たくても、怖くて観られない作品でした。
ちょうどこの頃、ビートたけしのライフワークと言える、伝説的バラエティ番組『オレたちひょうきん族』が終わり、少しずつたけしの取り巻く環境が変化し、コメディアンビートたけしから、巨匠北野武への道を歩み始めた頃です。タケちゃんマンも、明石家さんまのレンジローバーを、車庫入れ破壊する殿も好きだったけどね!
障がいを持った妹(川上麻衣子)の残酷過ぎる運命や、あまりにも衝撃的なエンディングなど、ハッピーエンドを嫌うたけしらしい作品でした。