引き続き、Blu-rayまとめ買いした北野武作品を観ていく。今回はこちら、記念すべき監督第一作目、『その男、凶暴につき』。
「暴力が暴力を呼び、狂気が人を侵す―――。」
北野武のバイオレンスムービーに外れなし!「暴力の先にハッピーエンドなどない。その果てにあるのはただただ虚しい結末だけ」、この思想が堪らなく好き。(いや、監督自身はそんなこと考えてないかもだけど。)作中で描かれる数々のバイオレンスシーンの見応えは勿論だが、個人的にナンバーワンのシーンはやはりラスト・・・暴力の狂気に侵されちまったかってね!
それにしても、役者さん皆若い!いや、昔の作品なんで当然なんだけども、つい最近『アウトレイジ』とか『首』とか観てたもんだから余計にね。ほとんどは顔見て誰か分かったけど、白竜は分からなかったなぁ。よくよく見たら確かにそうなんだけど、若々しすぎて・・・。