ぷー

チャップリンの黄金狂時代のぷーのレビュー・感想・評価

チャップリンの黄金狂時代(1925年製作の映画)
4.4
チャップリンはこんな風に人々に希望と笑いを与えていたんだなぁ。

私は色んなものが飽和な時代に生まれたからなのか、いわゆる昭和時代の「明日への夢」とか「未来への希望」とか、そういう言葉を体感として受け取ったことがあんまりないと思う。
だけどこのチャップリンの映画を見ながら、
この映画を見て明日への夢や未来への希望を受け取った人が沢山いたってことは分かった気がした。だからこそこんなに前の映画に人が夢中になるんだと思う。

チャップリンが触るもの全てが魔法にかかったみたいに生き生きして映画の登場人物になっていって、
どんどんそれに引き込まれて、満席の観客たちもみんな夢中になって笑ったりリアクションしたりしていて、
映画がどれだけ素敵なものかっていうのを、チャップリンに目の前で見せつけられた!

チャップリンが操るあのパンとフォークは生き物だった!

8/2024
ぷー

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