ROY

チャップリンの黄金狂時代のROYのレビュー・感想・評価

チャップリンの黄金狂時代(1925年製作の映画)
4.4
笑いと悲しみ

4月8日(NHK BSプレミアム)に録画したのをやっと見た。最初、『殺人狂時代』と『黄金狂時代』を間違えてしまった。

■ABOUT
成功を求めてゴールドラッシュに沸くアラスカにやって来た、1人の紳士。しかし、道中で吹雪に見舞われ、1軒の山小屋へたどりつく。そこで彼は、すでに金鉱を見つけたビッグ・ジムや、彼が見つけた金鉱を狙うことになる犯罪者ラーセンと出会う。ラーセンが食料を探して小屋を出た後、ビッグ・ジムは空腹から幻想を見たり、熊が現われたりといったトラブルが続出。吹雪がやんだ後、紳士は酒場で女性ダンサーに惚れてしまうが……。

■NOTES
サイレント版でのラストはチャーリーとジョージアの熱いキスシーンで終幕となるが、サウンド版(1942年にチャップリン自身がナレーションをつけたもの)では二人が甲板に上がるだけのおとなしいものに替わっている。

「チャップリンの全部の映画の中で『黄金狂時代』は最高ですね。私はチャップリンの『黄金狂時代』を観た時に涙が出たと同時にぞっとしましたね。どんなぞっとしたか?みなさんお分かりでしょう?チャップリンはこの映画で靴を食べるんです。それで私はしまった、そうか、と思ったんですね。それはチャップリンがずっと長い間履いていた靴、あの靴を片足食べちゃうと言う事はこの映画でチャップリン時代は終わるんだと言う印だと思ったんですね。怖いなと思ったんですね。」— 淀川長治

■THOUGHTS
チャップリン犬ど突いてんじゃん笑

「女は暖かいイスを楽しんだ」

「そのとおりハッピー・エンドです」

300
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