なち

おくりびとのなちのネタバレレビュー・内容・結末

おくりびと(2008年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

「死」いうことは漠然と暗く怖いものとして自分は認識していた。この映画で描かれている「死」からは、送り出すという思いが感じられ、怖いイメージを抱かなかった。我々が生きる為には生き物の命をいただく。作中でふぐの白子を食べるシーンで、社長が「美味いだろ、困ったことに」という内容のセリフを言う。遺体を綺麗にして送り出す仕事、命をいただくことの視点から、「生きる」ということが非常に輝いて見えた。
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