はる

ロレンツォのオイル/命の詩のはるのレビュー・感想・評価

4.2
『宇宙人ポール』にオマージュとして使われていたので気になっていました。

不治の病を発症した息子のために、医学を学んで治療薬を発見する夫婦のストーリーです。
実話に基づく、凄まじい内容でした。
幼い我が子があんなに苦しんでいて、それでも治療を諦めない母親。見ていて辛かった。
普通なら安楽死を望むんじゃないだろうか?

私は自分のことをかなりポジティブな人間だと思っているけど、それでも共感出来ないところもあり、すごく考えさせられました。

夫婦の思いが一致していて、協力しあうところは素晴らしかったです。この思いが一致するかどうかが1番重要なポイントかと。


前日に見た『シュヴァルの理想宮』といい、世の中には知識を持っていなくても子供のために全力で目標を成し遂げる親がいるんだな。

心の片隅に忘れずに留めておきたいと思いました。
はる

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