おいなり

メン・イン・ブラック3のおいなりのレビュー・感想・評価

メン・イン・ブラック3(2012年製作の映画)
2.8
シリーズ独特のアニメ的表現はやっぱり楽しい。めちゃくちゃオタク好きに刺さる定番SF作品。

メカニックデザインは今作も最高だった。

音楽もいい。

ただ、アクションシーンに関してあまり新規制がなく、よく観るシーンになってしまっていたのがとても残念だった。
前作までは特徴的な宇宙人達とのオリジナリティ溢れるアクションシーンが豊富だっただけに劣化を感じてしまう。

ストーリーも前作前々作と比べて蛇足感がある。全体的な世界の物語としてもスケールダウンしているし、JやK個人の話としてもあまり掘り下げがない印象だった。特にJ個人の話としては丁寧な描写がなく、ラストの展開に後付け感を感じてしまったのが残念だった。
※タイムトラベル設定に関しては、上手く世界観に馴染ませたと思います。

敵キャラクターの掘り下げも少なく、申し訳ないけど、あまり魅力的に感じなかった。
シンプルでテンプレな悪役過ぎて、これもつまらないと感じた要素。

あと仕方ないけど、やっぱり前作までのお馴染みのキャラクター達があまり登場しないのは寂しかったかな。

凡作です。
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