1986年公開。山の魅力に取り憑かれ、学生時代から日本、そして次は世界の山に挑戦して登頂を果たしてゆく。ただ、団体での登山は自分に合わず、エベレスト登頂後は単独登頂。そして北極圏12000キロの単独犬そり横断を計画、成功させる。
生前の植村直己を殆ど知らないので、この映画は西田敏行物語に見えてきた。どんなに大変な状況に陥っても。周囲が放っておけなくなくて、なんとかしてあげたくなる、応援したくなる、そんな西田敏行という俳優のキャラクターにピッタリの映画だと思った140分。西田さんに素晴らしい物語を沢山観させていただいたことに感謝。