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捜査官Xのガクのレビュー・感想・評価

捜査官X(2011年製作の映画)
3.6
中国人のルームメートに、武俠とは何かを知りたいならこういう映画があるよと何個か教えてくれたうちの一つ。

金城武とドニー・イェンが出てるのでまずこれからと思って。調べたら監督はシリアスな現代の問題を扱った『最愛の子』の監督と知って、あまりの作風の差にへ〜と思って観はじめた。

武俠とは己の正義を貫きその手段として武術を行使する者の事を言うらしい。あくまで架空のキャラクターである。その武侠を示すため、熱心な探偵と謎めいた経歴のパパが物語を展開していく。

CGふんだんに使われていて凄いと思ったが、例えば川から人が落ちて飲み込まれて沈んでいく所とか、ディテールにはあまり気を払っていなかった様子。スマホで観たので誤解してたら申し訳ない。

ちなみに武俠のような潔さ、カッコよさは「江湖」というらしい。ストーリーは今ひとつだったが、金城武とドニーさんは江湖やったのでまあいいか。
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