このレビューはネタバレを含みます
家の近くの泥場で遊んでいた少女（昌子：まさこ）が破傷風という感染病に侵されてしまう。
光や物音などちょっとしたことが引き金となり、舌を噛み切るほどの痙攣を何度も何度も起こしてしまう。。
そんな我が子を看ている両親の心も次第に疲弊していき、段々とおかしくなっていく…。
この映画を観るまでは、破傷風という病がこんなにも過酷だったとは知りませんでした。
これは本人も看ている方も本当にツラい…。
病に打ち勝ち意識が戻った昌子が欲しいものを尋ねられ「チョコパンが食べたい」「チョコパンだよー！」と叫ぶと周囲の大人が微笑ましく笑う。
このラストは何だか忘れられない(笑)
しかし…昭和の病院。
医者が両親にダメ出ししたり、対応がとにかく酷かった。今ならアウト(笑)
