感想です 芸達者なコメディ系の俳優さんを揃えました
・・・がアルヴィン・“JP”・ヴァルケンハイザー判事役のダン・エイクロイドの“暴走”ぶりに、みんなが“ついていけなかった”
正直、“浮いて”しまいましたね・・・もっとも彼自身、監督(脚本)を務めていますので、誰も“文句”言えません(笑)
警察署長が判事と結託して、交通違反者を判事の屋敷へ送り込み、判事の“からくり屋敷”で裁きを受ける?(・・・っつ~か、私刑です)・・・というお話
からくり・・・と書きましたが、正直“化け物”屋敷、です
ちなみに、いやな予感がして(笑)この年のゴールデン・ラズベリー賞(ラジー賞)を調べました
案の定本作は、最低作品賞・最低主演女優賞(デミ・ムーア)・最低監督賞 (ダン・エイクロイド)・最低助演男優賞 (ダン・エイクロイド)・最低脚本賞(ピーター・エイクロイド、ダン・エイクロイド)
などにノミネート
そして見事、ダン・エイクロイドが最低助演男優賞受賞の“栄誉”に輝きました めでたし、めでたし
※ちなみにグーニーズの“スロース”みたいな兄弟が出ていましたが、片方のボーボーは、ダン・エイクロイドが演じてました(エンドロールで確認)
【脱線】
“惜しくも”ワースト主演女優賞を逃したデミ・ムーアでしたが、なかなかのお色気ぶりを発揮していました
「ゴースト/ニューヨークの幻」(1990年)一気にブレイクした彼女ですが、自分的には、以降はど~も今一つ“波に乗れなかった”気がしてならないのです
観客をうならせる、納得させるような名作に巡り会えなかった“不運”を嘆くべきでしょうか?
あるいは、彼女自身が役を選ばない“何でもあり”・・・迷路に落ち入ってしまったからでしょうか?
先に書いた“ラジー賞”では、かなりの“常連”なだけに、残念でなりません