ミミック

太陽の王子 ホルスの大冒険のミミックのレビュー・感想・評価

3.1
・監督高畑勲、作画監督大塚康生、原画・美術設計宮崎駿らがスタッフの1968年の劇場用アニメ
・アイヌの伝承をモチーフに太陽の剣を手に入れた少年ホルスと、悪魔グルンワルドの企みで村に送られた不思議な少女ヒルダの出会いと戦い
・手描きセル画の迫力と歴史を堪能
・複雑な葛藤を抱え苦悩するヒロイン像に高畑印の原点を見た
・オオカミの大群がうわーって攻めてくるところと、岩を砕いて暴れまわる巨大カマスとホルスの格闘シーンのアニメ的躍動感にテンションが上がった
・この頃のアニメは「活劇」という言葉がよく似合う
・燃え盛る炎、荒れる海原、風が舞う砂浜、吹雪に覆われる村など自然をアニメで表現することに敢えて挑戦しているように見えた
ミミック

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