知り合いに布教され鑑賞。
🇫🇮では超有名らしい舌噛みそうな名前のアキ・カウリマスキ監督作品を初鑑賞。
全編モノクロ。
田舎町に住む、カフェイン中毒(?)の仕立て屋と、アル中(?)の自動車修理工の冴えない中年おっさん2人の友人が車で脈略無く出掛けて、途中 barで知り合った帰路に困ってる女性2人を送って行くという 2×2のロードムービー的なストーリー。
……いや、ほんと ただそれだけ…。
道中、4人は特に会話も無く、事件も無く、なんの問題無く淡々と物語は進んで行くが、修理工と送っている内の一人の女性(タチアナ)との関係は微妙に変化していく…。
…って、ストーリーだか、緩急も強弱もない作風なのに観ている側としても特に退屈って訳でも無く、イヤな気分になるわけで無いし、凄い展開も期待してないのだが 何故か観続けてしまう不思議な雰囲気と魅力の有る映画。
途中で『あら?お前が主役かよ』ってゆる~く突っ込みたくはなるが、そこもヘンテコな魅力有り。
個人的に苦手のジム・ジャームッシュ作品が好みの人は向いてるかも?
…総じてほんわかしててヘンな映画~。
でも、嫌いじゃない(^^)
これからこの監督の作品は漁ろうかな~☺️