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アキラ AKIRAのbibiのレビュー・感想・評価

アキラ AKIRA(1988年製作の映画)
3.7
自分の脳内整理のためにも、ざっくり背景まとめ



東京崩壊により引き起こされた、
第三次世界大戦後のネオ東京が舞台

アーミー(軍) ⇔ゲリラ

<戦前>
アーミーが世界大戦前に極秘研究プロジェクトとして超能力を覚醒させた実験体を何人か産みだしていた。

その実験体のうちの一人が「アキラ」。
このアキラの能力が覚醒して暴走したことで東京崩壊を起こした。
しかしこの出来事は「新型爆弾」によるものということにされ、第三次世界大戦を招いてしまう。
アキラの存在は隠され、制御のできない力を持つアキラは標本状態で冷凍保存された(ほかの実験体は生存)。

<戦後>
戦後、東京がネオ東京として復興して歩み出した時期。
ゲリラが、アーミーの実験体の一人であるタカシを「アキラ」と誤認識して連れ去ってしまう。

しかしタカシはゲリラから逃亡。
その時にバイクを走らせていた主人公・金田と仲間たちがタカシとあってしまう。

仲間の一人である鉄雄がタカシと接触したことで能力が目覚めてしまい、実験体を取り戻しに来たアーミーと共に連れていかれ、しまいには鉄雄も実験体にされてしまう。


↑ここまで


名作であることは知りつつもどんな内容なのかまでは知らずに見始めたので、理解に苦しんだけれど、金田と鉄雄の関係のような個人にフォーカスするだけではなくて、人と神、創造と破壊、と抽象化して考えることでなんとなく趣旨がわかった気がした。
原作を読んでないので的外れかもしれないけれど。

たとえ内容は理解できないとしても、映像を見れたことがもう満足。1988年にこんなものが公開されてたなんて!
私は、服の影の色がすごく好きだった。

でも絵が綺麗な分、グロさも増す。
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