宇羅丸

アキラ AKIRAの宇羅丸のネタバレレビュー・内容・結末

アキラ AKIRA(1988年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

キヨコを見るといつも黒柳徹子を思い出す…。
「AKIRA」は中1ぐらいの時にリアルタイムで劇場で観たんだけど、その時の感想は「気持ち悪い!わけわからん!」という感じだった。
その数日後、本屋で原作単行本が置いてあるのを見つけ「あの気持ち悪いアニメの原作か!」と思いながらそっとページを開いた(当時は本をシュリンクしてないことが多く立ち読みし放題でした)。
すると原作の絵はめちゃくちゃ自分のツボに入って、即購入。以後新刊出る度に購入し、全巻揃えた。
そんなわけで圧倒的に原作推しだったんだけど、アニメのほうも世間の評価は高く、いつか見直さないといけないなと思ってた。
そして今年、映画の舞台である2019年に塚口さんが上映してくれたので観てきた。
まず重低音ウーハー上映ということもあって、音楽のカッコよさにやられた。これは漫画では出せないのでアニメ人気の理由がよくわかった。
ただ話はやっぱり今観てもこのスケールに尺足りなすぎると思った。すごい駆け足!
あと大友監督、カオリに対してサディストすぎない?
女の子をあんなにブサイクにしちゃいけません。
キャラの絵も漫画みたいに大友さんが全部描いてるわけじゃないから時々デッサン雑な感じが。
アップの絵は激うまかったけど。

これ、現代の進化したアニメ制作環境なら原作の忠実な連続アニメ化できるのでは。TV、あるいはネット配信で。AKIRA大好きなすしおさんのいるトリガーとかで。監督はもちろん大友さん。
お願いします!