オーウェン

告発のときのオーウェンのレビュー・感想・評価

告発のとき(2007年製作の映画)
3.5
軍警察を定年退職したハンク。
しかし軍にいる息子が失踪したとの連絡が。
知り合った刑事とともに息子の行方を追っていく。

犯人はだれかという目で見ていくと、そこから裏のテーマが明かされていく。
すなわち戦争の中での心情である。
過酷な毎日に滅入ったとき、人はどういった行動をとるか。

ゴリアテの例を出したりなど、それとなく匂わせるポール・ハギスの演出は一層磨きがかかっている。

子が親の仕事を継ぐことは誇らしいが、現代の軍隊ではそれは通じない。
痛烈なメッセージを送られたようだ。
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