ぐっない

愛を読むひとのぐっないのレビュー・感想・評価

愛を読むひと(2008年製作の映画)
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法学を専攻しなくてよかった。本当にそう思った。私には全く合っていないな。


「法は狭い」と言っていたけれど、心は、なんて、なんて深いんだろう。
スティーヴンダルドリー監督の映画が大好きなので、この映画もいつか観なければと思いながら、なかなか手に取れかったけれど、あと数年は分からないと思う。もっとかな、あと数十年かな。


もう最近は、なんにも言えやしないなと思うことばかりで、同じようになんにも言ってくれるなと思うことばかりで、うるせーーーんだよ、ということばかりで、ただ、ただ、誰が誰を愛そうが、誰が誰を憎もうが、勝手でして、「私は君を私の目で見たいんだよ」でして、でもそれで解決できないこともいくつもありまして、まあ結果、考えるのをやめるのですが、でも、密やかに交わされた言葉は、忘れない限りたしかにあるし、忘れたら無かったのと同じになるので大丈夫。きっと大丈夫。何言ってるのか自分でも分かんなくなってきたや。分かんないって言葉、吐くように言ってる気がする。


「The reader」を「愛を読むひと」と訳した方、素敵だなあ。
ぐっない

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