常木さおり

コヤニスカッツィの常木さおりのレビュー・感想・評価

コヤニスカッツィ(1982年製作の映画)
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ホーミーのような重低音は
脳裏にこびり付く
VJ素材のような映像

先日観たばかりの
『20センチュリー・ウーマン』の中で
挙げていたアメリカ資本社会を
語った映像作品。

中学の時の修学旅行で
田舎から東京へ来た際、
バスから夜の都内を
目の当たりにした時、
なんでこんなに夜なのに
明るいのだろう、
眠らない街って実在するんだ、
どんだけ働かなきゃいけないんだ、
あの頃の気持ちにふと
タイムスリップ。

日本で言うところの
高度経済成長期の
ヒトモノカネ

地球を酷使し
生産と消費の繰り返し

人間の欲を満たすための
生産と消費。
消費のための労働。


たまにコストコ行くと
この映画を思い出す。