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エターナル・サンシャインの鑑賞者のネタバレレビュー・内容・結末

エターナル・サンシャイン(2004年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

ミスった。完全にミスった。
前評判から変に自分好みの予想をしてしまったが故に、少しがっかりしてしまった。
が!本作はアカデミーの脚本賞も受賞してて、世界的にもめちゃくちゃ評価が高いので一見の価値大あり。観たいと思ったときに限ってサブスクから消えてるんですが、またNetflixに帰ってきてくれたので、みんな今のうちよ!
映画技法の観点からもすごく面白い。わくわくする。プロットの構成も素晴らしい。脚本賞も文句なし。
内容は、記憶除去と愛のお話です。みなさんは、愛が強すぎるばかりに、いっそのこと忘れてしまいたいと思ったことはありますか?最初からあなたを好きになんてならなきゃよかったって。愛してるからこそ辛いし、愛するほど辛いんですよね。わかりますよ。
でもね、僕はそれでもなお人を愛してほしいと思う。この世界には、誰かを愛することほど価値のあることは他に無い。だから、誰かを愛したことを後悔なんてしてほしくない。たとえどんなに辛くとも、誰かを愛することができた人生は比較を絶する価値を持つのだから、そんな人生を、自分を、精一杯褒めてやってほしいな。と思います。
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