ay

エターナル・サンシャインのayのネタバレレビュー・内容・結末

エターナル・サンシャイン(2004年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

大切な思い出は心の奥底にあって、普段は忘れらてしまう 嫌なことばかりが心に残ってしまいがちだ
この作品は、記憶の消去をきっかけに、逆に大切な思い出に向き合い、再確認するという構造になっており、脚本の妙を感じる
時系列の操作も丁度いいレベルで行われている(やり過ぎると付いて行けなくなる)
監督がPV畑の出身である事もこの映画にはプラスに作用している 終始登場人物を追いかける手持ちのカメラ、そして多めのカット PVに求められるスタイリッシュさが、うまく映画の世界観にマッチし、2時間弱飽きずに観ることが出来た(2時間あるPVを想像してほしい 普通は早々にお腹いっぱいになってしまうはずだ)
何よりも驚いたのが夢の中の表現 不条理で超自然的な夢の世界が、監督のスピード感ある演出により、説得力を持って表現されている

脚本と映像、ともにクオリティの高い、普通の映画とは一味違うSFラブストーリーだった
ay

ay