pauh

追いつめられてのpauhのネタバレレビュー・内容・結末

追いつめられて(1987年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

始めは甘々のラブストーリー的なのがずっと続くのかと思いきや、恋人が殺されてから一気に展開が面白くなり最後まで夢中で楽しめました!
殺人犯に仕立てあげられる自分を自身で捜索させられるという最悪な状況で、写真が現像されていく緊張感や次々出る証拠など、証人による厳重なチェックで絶体絶命のピンチに陥る後半もハラハラできて面白かったです。
意図的では無さそうなものの笑い所も多く、スコットが割と良いキャラで書類を投げられた時の反応や、本人ですら驚いてそうなキレた時のバカデカ大声に爆笑してしまいました。
しかしラストは追いつめられ撃ち殺すのかと思いきや、自殺して最後まで好きな人を傷つけなかったのが意外で良かったです。
ただ主人公に協力してくれた男性は、相談してしまったのはどん臭かったものの良い人でもあったので殺されてしまったのは可哀想でした。
途中の恋人を友人を守るための街中を逃げ惑うシーンも緊迫感があり、後半になるにつれ誤魔化し方が雑になっていくのも面白かったです。
オチがまさかの本当にスパイだったのが衝撃的で、最後の最後まで面白い作品でした!
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