内容(「Oricon」データベースより)
舞台はインド北西部、パキスタンとの国境があるインド最大の州ラジャスタン州。父のホテル経営を引き継ぐ前に、最後の休暇としてこの地を訪れたイギリス在住のビジネスマン、ジェイ・シンはトリシュナと出会う。父親が交通事故でジープを失い生活に困ったトリシュナはジェイのもとで働き始め2人は恋に落ちる…。
原作は文豪トーマス・ハーディの原作『ダーバヴィル家のテス』。 ウインターボトム監督にとって『トリシュナ』は、『日陰のふたり』(96)『めぐり逢う大地』(00)に続く3作目のハーディ文学の映画化である。 中でもハーディの最高傑作との呼び声も高い『テス』を原作に、村落社会が次第に産業化によって近代化していく19世紀のインドを舞台にしている。