みんみん

そんな彼なら捨てちゃえば?のみんみんのネタバレレビュー・内容・結末

3.3

このレビューはネタバレを含みます

男の子が女の子に意地悪するのは女の子のことを好きだから、誰しも幼少期に言われたことのある言葉じゃないだろうか。背の小さかった私の筆箱を奪い取り逃げ回った同級生の男子も転校してしまったけれどどうやらわたしのことが好きだったと後から聞かされた。この理論のせいで女は恋愛で無駄に深読みをするようになる。彼から電話が来ないのは彼がわたしを焦らしているからだ、この物語の主人公もこの理論のせいで恋愛を拗らせていた。なかなか連絡が来ないから、相手の行きつけの店に偶然を装っていくという一歩間違えればストーカーのような行為。しかし店で出会った男にこのことを話すと男はすきなら行動に出ると一刀両断されてしまう。好きな男の子からのアプローチを待つ女子達にこの作品をぜひ進めたい。恋愛はまっていても成功はしない、自ら動いて掴むしかないと教えてくれる作品です。いつまでも眠り姫をしていても誰も起こしてくれませんよ。
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