アダモ

血と骨のアダモのレビュー・感想・評価

血と骨(2004年製作の映画)
3.8
驚くべき巨漢。

手のつけられない暴れん坊!

超独善的、かつ守銭奴!

その正体は一皮も二皮もむけたハイパーブラック実業家(カマボコ屋さん)!
社員をクスリでドーピングしてコキ使う!
他人に対する思いやり?
愛情?
優しさ?

そんなものは犬にでも喰わせちまえ(笑)
逆らう奴は強烈な拳!
愛人には家をも揺るがす強烈セックス(「殺してぇー🖤」は名セリフ)!

腐って蛆の湧いたねちょねちょな豚肉(ウゲー)をオカズに飯をかっ食らう強烈な消化能力。
全てにおいて異常なまでの強力なオス!

これで他人を信じる事ができたなら、おそらく最強なワケだが神様は彼をそのようには作らなかった。

彼の名は金俊平。
彼の通った跡は骨すら残らない。
戦後間もない激動の大阪、朝鮮部落。
天下無双な下町番長金さんの波乱万丈な栄枯盛衰ストーリー。

俺は普通でいいや(笑)
アダモ

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