いわやん

血と骨のいわやんのレビュー・感想・評価

血と骨(2004年製作の映画)
3.4
戦前から、30年位前までの、一人の男が朝鮮から大阪の生野へ来て、コリアンタウンで暴力とお金でのしあがって行く話。家族も自分の所有物であるかの扱いで、気分次第で暴力の限りを尽くす。
女性に対しての「欲」も旺盛で・・。

比較として「パッチギ」と比べると、パッチギは青春ヤンキー作品で、それなりに(笑)もあり、最後にちょっと微笑ましくなる要素もあるけど、この作品は、家族がテーマになっていながら、主人公を筆頭に凄惨な関係で。まるで救いの無いつながり。
鑑賞したあとの印象が、まるで違います。
唯一、作内で「寺内貫太郎」を思わせるシーンが、ちょこちょこあったのが救いでしたね。
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