papanda

ゆれるのpapandaのレビュー・感想・評価

ゆれる(2006年製作の映画)
4.1
高圧的ですぐに怒鳴り散らす父親のもと、片方は家や両親を守り地元で地道に働き、もう片方は家を出て自分の好きな道を選び好きに生きている。この兄弟の思惑。兄弟ならではのわかり合うこと、妬み、肉親ならではの愛憎。この二人も父親と伯父も。あれは事故か殺人か。ひとつの事実に対して証言者の思惑でその内容は微妙にあるいは大きく変わっていく。裁判劇の面白さもあった。木村祐一さんの蛇のような検事も面白かった。
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