ゆれるの作品情報・感想・評価・動画配信

「ゆれる」に投稿された感想・評価

香川、若いなぁ。痩せてる。
オダギリは嘘をつく役やらせたら上手いなあ。
Haruka

Harukaの感想・評価

3.9
 抑圧されてきた劣等感や不満が溢れ出た時のエネルギーってすごい。溢れ出るまでの必死さと緊張感、感情が開放されたあとの人間描写から目が離せなかった。

 香川照之の不気味さもオダギリジョーの気怠さもいい意味で登場人物に深みとリアリティを出している。
ちゃん

ちゃんの感想・評価

4.4
どんでん返し。
こちらが勝手に思い込んでいただけなのだが。自分の捻くれた価値観や考え方を真正面から突きつけられた感覚。
何を信じるか、決定を下すかはその時の心情による。後悔しない選択ができれば良いのに、と何度思ったことか。またこれからも後悔はするだろうし、恥を味わうだろうな。
西川美和監督の作品の中でも、自分は最高傑作だと思います。

オダギリ・ジョーが等身大で演じていて、とても自然な感じです。
香川照之がまた素晴らしい!

オダギリ・ジョーと香川照之、全く似てない兄弟役の2人ですが、そのアンバランスさがこの作品に深みを与えてます。

西川美和監督が2人の魅力を引き出した、素晴らしい作品です。
Taikid23

Taikid23の感想・評価

4.0
ゆれると言うタイトル通り、心情の揺れが面白い。田舎を出て東京で成功している弟、実家を継ぎ自由もなく我慢を強いられそれを表に出すことなく生きてきた兄。自分の好きなように生きてきた弟の性格上、自分の思い通りにならないことに憤りを感じルガ、兄は結局兄であったと気付くのには遅すぎた。途中、橋の上での出来事をしっかりと写すことに疑問を感じたが、最後の兄の出所のシーンでこの映画は橋の上で揺れ動く兄弟の確執を写したものだったと思った。香川照之のサイコっぷりに感服。
leiene1991

leiene1991の感想・評価

3.6
奪う側の弟と奪われる側の兄。
2人の心の揺れが繊細に描かれてる
特に香川照之の演技が本当に素晴らしい
明るくて優しく、周りへの気配りもでき良い人間感が出てるけど、根底には人生への諦観が強くあって時々見え隠れする怒りを孕んだ目や、優しい言葉と裏腹に含みのある表情を見せたり、本当に底知れない俳優だなと

映画のポイントとなる吊り橋での出来事の過程を挿してくるのは必要なのかな
特に今作の場合いろんなパターンを観客の頭に描かせるだけの力がある役者さんがいるだけにいらなかったんじゃないかと、そこは少々気になる所ではあった
JUN

JUNの感想・評価

-
香川照之がもうすんごいや
ストーリーもあまり今まで見たことない感じ。
兄弟の関係性ってほんとにいろいろあるんだなー。仲良い兄弟でも実は微妙なバランスで保たれてたりするもんなんだろか
unO

unOの感想・評価

4.0
自由奔放な性格で故郷を捨て東京で写真家として活躍する弟の猛と、謹厳実直でガソリンスタンドを継いだ兄の稔。正反対の道を行く二人が母親の法事で再会し、直後に発生したガソリンスタンドで働く幼馴染の智恵子の死亡事故で殺人の容疑を掛けられた兄を巡る、唯一の目撃者である弟の揺れる心境と決断を描いた西川美和監督作品です。

『誰も知らない』の是枝裕和監督の企画の下で作られた西川監督の長編映画第二弾で、彼女自身が見た「友人が殺人を犯す」夢をモチーフに、血縁関係にありながら対照的な人生を歩むが故に愛憎入り混じる複雑な感情を抱く兄弟が、裁判という「真実」を明るみにする場で互いにつく「嘘」が真実を超越したものを作り上げる様を描きます。

道筋としての「揺らぎ」については動機が甘く心情の変化を飲み込み辛い所はありますが、物語が浮き彫りにしようとしている真理ともいえるもの、世界とは厳然たる事実の積み重ねでロジカルに構成されるものではなく、嘘と誠や正義と悪といった相反するものが入り混じった現実にありながら捉える事のできない幻なのだと揺さぶられます。
akiotomida

akiotomidaの感想・評価

3.5
観ようと思って結局観れてなかった映画。やっと観た。「ゆれる」って事に囚われすぎない方がいいのかな?何が真実で、何が嘘か…とか。法廷での兄ちゃんのゆれる心情とか、弟のゆれる心情とか?「ゆれる」に囚われすぎずに観る方がいいなと感じた。役者さんの演技は素晴らしかったと思う。それぞれの台詞回しや表情から読み取るのは面白い。
この間、キネマ旬報を買った
創刊100周年らしいです📖凄い❗
何号かに渡り色々な歴代ランキングの特集があり買った号は邦画00年~09年のベスト11
その中で4本観ていない作品があり借りてくることにした💿
ユリイカ、血と骨、接吻そしてこの一本
以前から観ようと思いながら何となく先延ばしになってました😅



西川美和監督作品
東京でカメラマンとして成功している猛(オダギリジョー)は母が亡くなり帰省することになった

実家はガソリンスタンドを経営しており父(伊武雅刀)と兄、稔(香川照之)が切り盛りしていた
他に従業員で洋平(新井浩文)と猛の元恋人の智恵子(真木よう子)が働いているのを知った

猛は葬儀の後、智恵子を家に送って行き関係を持ってしまう
稔と智恵子の間柄に少し嫉妬した様子

次の日は3人で吊り橋のある山合に出掛けるのだった
そこで智恵子は吊り橋から転落して亡くなってしまう。。






以下ネタバレ


説明台詞が少なく映像や仕草だけで何となく関係性が解ったりするのが巧み☺️

弟、猛の「兄貴を家に上げたことあるの?」
この台詞だけでも兄が好意を寄せているけどぐずぐずしていてまだ深い関係ではないのが解る
「俺、上がっていい?」
これでもてる奴っていうのが解るし智恵子が好意があり猛は遊びだなというのも推察できる


智恵子が転落したのは事故だとする弟の猛
兄の稔が後に突き落としたと供述し殺人事件として立件され裁判で争うことになる
兄と弟の置かれた立場や境遇から思わぬ方向へ進んでいってしまう

本当に突き落としたのか事故なのかその点が曖昧でそれぞれの心がゆれる

兄弟、同性ならではの嫉妬や尊敬お互い複雑な感情が入り交じる

邦画らしい繊細な作品
ラストの微笑みが意味するものとは❓
色々と解釈できて楽しめる😃
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