久保田光盛

ゆれるの久保田光盛のレビュー・感想・評価

ゆれる(2006年製作の映画)
4.0
兄と弟。
何とも言えない距離感。

弟は兄に
本音を伝えたくても
伝えられないもどかしさを抱え

兄は弟へ嫉妬や憧れを持ちつつ
それでも
弟と純粋につながりたい。
でも素直になりきれない。

映画の題名のごとく
まさに
互いに「ゆれる」思いに翻弄されながらも
兄弟のつながりとは何なのかを
観る側に考えさせる作品でした。

僕には
妹と姉はいても
兄や弟はいなかったので
もしいたら
この作品の見え方が
違っていたのかもしれません。
久保田光盛

久保田光盛