2人はずっと泣いていた。
最初は感情もなく。
最後も泣いていた。
釈放された2人が
幸せに暮らしていることをSiri
何だか安心した。
いじめという世の不条理は
どこまで人間を堕落させるのか。
いや
そもそも人間そのものが
醜さや凄惨さを内在している存在なのか。
映画を観ながら
訳が分からなくなった。
訳が分からなくなってからの方が
作品に没入できた。
なぜなら
分からなくなったからこそ
これから
自分はどう生きていったらよいのかを
考えながら作品を見れたから。
この世から戦争が無くならないように
イジメも無くならないのだろうか。
本当に人間は愚かだと思う。
どこまでも
どうしようもない存在だ。
そんな負の側面を受け入れるからこそ
より良く生きようとする
正の側面を
受け止め、受け入れ
懸命に生きていけるのだと
自分に言い聞かせていきたい。
そう思わせる作品だった。