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ラヂオの時間のkamekichi313のレビュー・感想・評価

ラヂオの時間(1997年製作の映画)
3.5
女優のわがかまで名前を1つ変えたことをきっかけに、生放送のラジオドラマの脚本がどんどん替わってしまうドタバタ劇。俳優がとにかく豪華で、芝居も個性もスターなので、劇中劇も凄い演技力で見ごたえがある。唐沢寿明の若き頃のかっこよさもびっくりで、やっぱりディレクターや音だしは結果ラスボス感があると思った。スタジオとたまに外の部屋の密室で起こる人間模様と尽きないネタは三谷幸喜らしさがあふれている。媚びまくりのプロデューサーやスポンサー命なところや、大女優が喜べば問題なしのような少し困った感じのシーンもリアルで面白い。最後の最後まで笑いどころが多く、歌のクセの強さも良かった。
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