薄

デッドマン・ウォーキングの薄のレビュー・感想・評価

デッドマン・ウォーキング(1995年製作の映画)
3.0
死刑制度と赦しの話。尼さんが主役なんだから当たり前だけど、非常にキリスト教らしい話だった。

死刑になって当然だ!と思わせるぐらい犯行シーンも被害者の親の心情もしっかり描いてる辺りが真摯なところで色々と考えさせられる。基本的に死刑制度には賛成だけど、理屈を重ねても人を殺してる事に替わりはないという事は覚えておく必要があると思った。

しかし、正義や憎しみの代行をしてるのに特に感謝もリスペクトもされず、人を殺したという重荷だけを背負わされる死刑執行人って割に合わん職業だなー。
薄