このレビューはネタバレを含みます
「篤姫」と比べて観るのもいいかもね。
「楽しくない」映画だというのは予想していたことだけど、まさかここまで重い内容とは…というのが率直な感想。それだけ、主演の二人の演技が凄かったということ。
「うつ」というのは今まで自覚したことないんだけど、もしかしたら今までもかかったことがあったのかな…。仮になかったとしても、これからなるかもしれないし、家族の誰かがなるかもしれない。そう考えると他人事には出来ない。実際、職場でも「うつ」で休んだ人がいたからね。
と同時にこの作品は、「ツレがうつになりまして。」という作品が出来るまでを追った、一種のドキュメンタリーにもなっている。
だから、自分の日常とどう向き合っていくべきか、というのが全体を通じて言いたいことなのかなと思った。
観る価値はすごくあると思う。楽しくないけどね。