キャサリン子

プライドと偏見のキャサリン子のレビュー・感想・評価

プライドと偏見(2005年製作の映画)
3.5
「若草物語」をつまらなくしたみたいな作品だと思ったのは私だけ?


イギリスの田園風景はとても美しい。
音楽も良かった。

けれど私は、ダーシーはそこまで高慢ちきな男とは思えなかった。
最初の印象は確かに悪かったけど、二度目に会った時はさほど嫌なヤツでは無かったように思う。
なので、ダーシーの高慢さと誠実さの対比も中途半端な気がしました。
ただの「コミュニケーション不足による誤解から生じたすれ違いラブストーリー」といった印象の作品です。
ラストも、あっさり話が終わってしまったことにちょっとびっくり。ここまで引っ張っておいて?!
スタッフロールが流れ出しても、本当にこれで終わったの?って感じでした。


イギリスでは超有名な長編小説であり不朽の名作と言われているらしいのですが、私にはこれといった良さがわかりませんでした(泣)
高評価のレビューが多い中、こういう純粋な作品を楽しめない私は心が汚れているのではないかと戸惑っています…
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