マッチ工場で働く少女・イリスの反抗を描いたカウリスマキの作品。
冒頭のマッチ制作の過程を映像にするのが面白い。
初めて行ったディスコで売れ残ってしまったイリスが給料でドレス買うところ可愛い。
ドレスを新調してからクズ男と一夜を共にし妊娠したものの処分しろと言われたり、母と養父からは家から出ていけと言われたりと冷たい人間ばかり。そんな彼らに殺鼠剤で復讐するイリスの恐ろしさもなかなかのものだった。
てかフィンランド人ってこんなに喋らないものなの?って思うくらいみんな無口だったけどそれでも映像の魅力が勝るのでとても良かった。