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マッチ工場の少女の35のレビュー・感想・評価

マッチ工場の少女(1990年製作の映画)
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食べ物や見慣れない色の飲み物が美味しそうに思えなくて唯一ラストに登場するチキンが美味しそうだった皮肉にも。

主人公、主体性がないというか淡々と使い捨てのような人生を送っている。
強烈なインパクトの兄貴(顔そっくりだったから兄貴だよね?)が、おまえ家でないの?みたいなこと聞いてたけど結局母ちゃんの紐男に出ていけと言われるまで普通に暮らしてたな。信じられないよ。

けど似たような環境下で感情麻痺して生きている人いっぱいおるのだろうな。

それにしてもよりにもよって最低のドクズと関係もっちゃった。読書家の主人公バーで出会い求めるようなキャラでもなさそうなのに。
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