ヤマト

バッド・ルーテナントのヤマトのネタバレレビュー・内容・結末

バッド・ルーテナント(2009年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

【 サイヤク(薬・厄)な警察官 】

 破天荒で“ぶっ飛んで“いる刑事をニコラス・ケイジが演じています。ケイジだけに。すみません。

 賭博、薬物乱用、証拠隠滅、買収。常識外れもいいところでした。
 中でもクスリは深刻でした。薬物所持を取り締まったかと思えば、そのクスリを自分が服用しているのです。しかもその場でです。もちろんハイになっています。
 現場で一人だけ幻覚を見ているという事態も発生します。もちろんクスリの副作用のせいです。イグアナが現れたのです。終盤の立て続けの幸運も実は、幻想じゃないかって思ってしまいますね。
 あらゆる人や所に危険なコトをするので、次から次へとアブない事態に陥ります。あらゆる方向から殺意が向けられる状況は、観ていてもすごく怖かったですね。

 最後、よかったです。あの時の気まぐれな正義がいまのジブンを救ってくれたのです。クタクタのジブンへの一筋の光でした。
ヤマト

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