2024年映画初め、景気のいいものが見たくてチョイス。昔、杉谷一隆氏(振付稼業air:man)がイマジネーションの源泉と語っていてずっと見たかった作品。ミュージカルシーンはyoutube等でも見られるので気になったら是非検索してみてほしい。最高だから。
ブロードウェイ第2黄金時代をモロに意識した歌唱シーンの数々が見ごたえ満点で超楽しい。「アメリカでは」というスコアは、もちろんウエストサイド物語の「アメリカ」を意識している。が、タイトル通り出世の話なので、あくまでも勤め人の小さな日常をうたい上げるのである。事務用品の中での群舞は手作り感たっぷりで、トランスレートがキッチュ!モダン!可愛い!
フランキー堺のドラムプレイ披露もありサービス満点。おまけに終盤では植木等が明らかに平等的キャラで友情出演してくれる。トッピング全部乗せじゃん。