マリリン

クリスチナ女王のマリリンのレビュー・感想・評価

クリスチナ女王(1933年製作の映画)
4.5
【男前な女王の生き方にシビれる】
私はこの作品を観て、グレタ・ガルボが映画史上最もイケメンな女優だと言っても過言はないと思った。
6歳でスウェーデン女王となった責務によって、国民からも取り巻きからも尊敬されるような"象徴"になるために自ずと培った男性的な身振り素振りは本当に惚れる。ちょっと低めな声も素敵で、わざとらしくなくて自然体。宝塚のスター的なカリスマ性!
賢くて、お茶目で、働き者で、スピーチが上手く、国民から愛される理想の女王。本当にかっこいい。たくさんのフォトジェニックな女優さんがいるけれど、私はガルボが1番好き。
女王としてか、普通の女としてか、どうして女はいつもこういう大きな決断を迫らせるのかとつくづく思う。
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