ハリー・ポッターシリーズ第3作、『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』。
ハリー・ポッターたちが13歳、3年生の話。
1作目「賢者の石」を観たときは、ストーリーが浅いと感じたけど、3作目まで観ると実は深い話しだということはわかってくる。
ただ、好きかどうかと言われると、性格の悪い登場人物が多いし私はそこまでは好きじゃない。
本作の終盤の伏線回収的な展開は好きでした。
時間をさかのぼり、伏線回収する流れは「バック・トゥ・ザ・フューチャー」以降、映画としてはありがちなんだけど、ハリー・ポッターでこれをやるとは驚きでした。
中盤までは、あまり面白くなかった。
細切れしすぎて、ひとつのシーンが短すぎる。
たぶん、原作に忠実に、あれもやりたい、これもやりたいという感じなのでしょう。
その細切れされたそれぞれのシーンはそれなりにクオリティの高い画像だし、相当、お金をかけてつくられたのはわかるけど、
お金をかければ、映画が面白くなる訳ではない。
『アズカバンの囚人』は2時間とか3時間で収まる内容じゃないと思われるし、『アズカバンの囚人』だけで、2部作、3部作に分けて良かったのでは…