このレビューはネタバレを含みます
まさに、心をえぐられる映画。
U-NEXTでは
2023年5月26日
23時59分までの配信。
想像以上に、映画の表現として
ギリギリまで表現していた。
Ｒ+18指定なのも納得。
別の角度から語らせていただくと
撮影技術にも注目したい。
トイレのシーン（カメラアングル）
風呂場のシーン（弟から兄へシフト）
線路内のシーン（迫る電車）
タイトルからして重めなんだろうなぁ？とは思っていたが、ただただ苦しくなりました。保護されるべき子供が、本来、保護すべき人間である教師や学校の代表者からの虐待（性的虐待、暴行を含む）。映画がどこまで真実を追ったのかは、わからないが、新たに赴任した教師（主人公）が、不穏な空気や現場を目撃し告発に乗り出すけれど。。。
この事件の映画化で元となった福祉施設は廃校に。さらにはトガニ法が制定されたことで各種性犯罪の時効が無くなった。実際には7歳~22歳の障がい者９名の被害内容を映画では３名に集約した。しかし被害者９名というのも本当なのかわからなくて、さらには約５年間で起きた犯罪行為。映画は脚色されている話だそうですが、よく映画化できたなぁ。
