鑑賞日記

トガニ 幼き瞳の告発の鑑賞日記のネタバレレビュー・内容・結末

トガニ 幼き瞳の告発(2011年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

苦しくて、とてももどかしい。
聴覚障がい者施設に赴任した主人公は、積極的に子供と接するが、何故か雰囲気が異様で、それを感じた主人公が動き出す。という話

韓国ではR18指定になり、世間に驚愕を読んだ作品。自分が見たのは、いくつかモザイクが入るほどでした。(日本版ではモザイク処理あり)

結果的には救われない、というなんとも心残りな映画。犯人たちは復職している者もおり、世間は今でも事件解決のために動いてるのだそうです。

暴力、性的虐待となんとも目を背けたくなる行為が、当たり前のようにある施設。月という作品でも、障がい者への虐待が描かれているがこういう作品は観ているだけでも辛い。

似ている作品に、「幼い依頼人」(同じく韓国)があるが、こっちは結果的に救われるオチであり、今回は本当にリアルだった。映画だからといって全て正義が勝つ物語も、リアリティがないと思う。
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