実話の映画は数あれど
これほど信じ難いものはなかなかありません。
私は韓国文化も韓国映画も大好きですが、
韓国という国がほとほと恐ろしくなりました。
前情報なしにフラットに見たので
見進めるうちに「なんかこれ実話っぽいぞ」
「いや、まさかこんなことあるわけない」
とフィクションであることを祈りながら見終え、
最後に実話であるメッセージを見たとき、
絶望に近い感情が沸き起こりました。
せめてもの救いは
この映画公開後、その反響の大きさから
世論が動いて、再捜査されているということ。
トガニ法なるものが成立し、懲罰を受けていること。
ただ、その現実も韓国の恐ろしさを物語っていて
過去の事件に遡及して新しい法律を適用して
罰するなんてちょっと驚きました。
普通ありえませんよね…
不倫に対する世論の声が強くなったから
証拠がある不倫は実刑にする!という法律が仮にできたとし、
過去にも甦って起訴できます、とか普通ありえない。
実際は、理解できる事情や特例扱いとかがあるのかもですが
韓国めっちゃ怖いと思いました。
韓国文化が大好きなだけに、ショックでかかった。。。
ご覧になる方は見たあと、実際の事件がどうだったか
お調べになってみてください。。
色々とセンセーショナルです。
そして、この映画の発起人は主役のコン・ユさんだそうで、
原作本を読んで動いたとか。
コーヒープリンスさん、やるなぁ。