毎日つまらんことでくよくよ悩んでる自分がアホらしくなるほど、陽気でにぎやかな人たちとその物語。生きることをエネルギッシュに謳歌する人たちの姿がひたすらまぶしい。大半が本物のロマの人たちを起用してるらしいというのを後から知って納得。嘘臭さがないあの感じは、演技や演出では出せない部分かもしれない。綺麗じゃない。でも、そこにありのまんまで生きていく人間のナチュラルなしなやかさみたいなもんを見た気がした。彼らみたく何があっても結果オーライくらいの気持ちで生きてくのは大切だとしみじみ思った。あの白スーツ男だけ悲惨だったものの、物語に合わせたようなオチで愉快痛快