バーで隣に座った映画好きのおっちゃんから勧められて鑑賞しました。
めちゃオモロイやん。
大映ツートップのカツライスのライスの方市川雷蔵が主演です。
陽の極北、勝新太郎に対して陰の極北 市川雷蔵が良いですね。
犬っ子と蔑まれながら花を愛する優しい男が人斬りになって冥府魔道に堕ちていくストーリーです。
一芸を持てと言われた斑平ですが、花を育てる才能、足の速さ、剣の才能とめちゃ多才やん。
ずっと見下されて生きて来たので自分が認められるということに極端に弱いと言うかうまく乗せられ上手く使われ無惨に使い捨てされる姿が可哀想です。
多対一の斬り合いが見所ですが勝新に比べて弱そうというかフラフラして戦うので緊迫感がすごいです。
1番三隅研次が見せたかったのは妖刀の刃の光が雷蔵の顔に反射するシーンですよね。
なんか凄いそこだけ力が入っています。