モデルはモータウンレコード創始者のゴーディとスプリームズとのことだが、調べてみると史実と映画とでは結構違う。
なぜ変えたのかを考えると面白い。ここが演出の意図だと感じた。
エフィのモデルであるフローレンスの人生は苦味が強い。この映画はフローレンスにとってありえたかもしれないifを描いた作品とも言える。
ラストシーンはめちゃくちゃ泣ける。「あなたの夢は 今まさに 叶おうとしている」という歌詞をここで持ってくる意味。
最初から最後まで音楽が最高。ビヨンセは綺麗だけどそれがオマケに感じるくらい音楽が良いし、その使い方も良い。
ミュージカルだからこそ描けた名作。