へちまびと

ドリームガールズのへちまびとのレビュー・感想・評価

ドリームガールズ(2006年製作の映画)
4.0
モデルはモータウンレコード創始者のゴーディとスプリームズとのことだが、調べてみると史実と映画とでは結構違う。
なぜ変えたのかを考えると面白い。ここが演出の意図だと感じた。

エフィのモデルであるフローレンスの人生は苦味が強い。この映画はフローレンスにとってありえたかもしれないifを描いた作品とも言える。

ラストシーンはめちゃくちゃ泣ける。「あなたの夢は 今まさに 叶おうとしている」という歌詞をここで持ってくる意味。

最初から最後まで音楽が最高。ビヨンセは綺麗だけどそれがオマケに感じるくらい音楽が良いし、その使い方も良い。

ミュージカルだからこそ描けた名作。