約20年前に見たときは何も思わなかったけど、今見たら思ってたよりフロドがヒロインだった。そして裸足での移動は足が痛そう。指輪はめたらあかん言われてるのにめっちゃはめるやん。
2時間半超えって長いなと思いながら見始めたけど、そんな長さを感じさせないくらい内容が凝縮されていて、わりとあっという間だった。1作目は世界観と設定、人物の紹介、そして物語の序章という感じ。ヒロイン（フロド）の自覚と自立も描かれているかな。
原作は読んだことないけど、たぶん原作の世界観がしっかりしていて、それを忠実に再現してるから、鑑賞者もしっかりとファンタジーの世界に入り込める。特にエルフのケイト・ブランシェットが美しすぎてまじ最高。『グリーンブック』のトニー・リップがアラゴルンで、若かりしときはこんなかっこいいんやって思った。
今見るとCGちょっとしょぼいけど、ホビットを小さく感じさせる見せ方もすごい。ストーリーは王道だから話題作として1回は見ていて損はない。
