たじたじ

ビバリーヒルズ・コップのたじたじのレビュー・感想・評価

ビバリーヒルズ・コップ(1984年製作の映画)
4.0
約40年前の作品でもまったく古臭さを感じさせない普遍的なおもしろさで、最初から最後まで飽きずに見れた。

ごちゃごちゃした設定や背景知識を知らずとも見れるし、最初にデトロイトの日常を映してその後にビバリーヒルズを見せる比較の仕方も上手。デトロイトはそんなに治安がいいと言えなくて、ビバリーヒルズが高級な場所であることを端的に表していた。警察署内部や規律重視な姿勢の違いも出ていて、だからこそエディ・マーフィーとビバリーヒルズの警官たちが協力していく様がすごい尊い。ストーリーがわかりやすいのもいい。

エディ・マーフィーが口八丁手八丁で捜査していくのは「なるほどそういう言い方もあるのか」と変に関心してしまうほど。エディ・マーフィーのウソを否定した経験を踏まえて、今度はウソを突き通すようになったところにはニヤッとした。

随所に聞いたことのある音楽がかかるのも楽しい気分になる。やっぱり名作はハズレなし。
たじたじ

たじたじ