にっきい

肉弾のにっきいのレビュー・感想・評価

肉弾(1968年製作の映画)
3.3
寺田農の全裸が見放題(定額)

仲良しさんのレビュー読んで、その衝撃的なタイトルから気になってた作品。

おさげ髪の観音様の話し。
岡本喜八監督作は以前に『ブルークリスマス』を観ただけで、今作でようやく2作目。
正直『ブルークリスマス』が微妙に感じた(初見の時は大惨敗。リバイバル上映で観直して少し評価上がった)ので、あまり期待せずに観たんです。
そしたらあら不思議、意外に面白いんです。
硫黄島も沖縄も陥落した昭和20年、がりがりの士官候補生は敵兵を殺すために日々鍛えられていた。
広島に新型爆弾(原爆)が落とされ、いよいよ本土決戦。
訓練半ばの候補生たちは爆弾を抱えて戦車に体当たりする特攻を命じられるのだが…、って話し。
これは候補生が色んな場所で色んな人と出会い、少しの時間を一緒に過ごす会話劇でした。
テンポ良くて楽しいのに、ちゃんと戦争に対する風刺が効いてる。
だけど後半、砂丘で女性衛生兵が同じ日本人の竹槍部隊の集団にレイプされるシーンが胸糞だったのと、魚雷を抱えて特攻するシーンで、主人公の1人芝居(主に顔面)が気持ち悪かったので評価下がりました。
菅井きんさんがチラッと出てるんですが、『必殺仕事人』が好きだったのでちょっと嬉しかったです。

これ観たの京都文化博物館だったんですが、丁度『鈴木敏夫とジブリ展』がやってる時(もう終わってます)でチケット売場かめちゃくちゃ混んでる。
ジブリ展と映画のチケットは勿論別なんですが窓口は同じなので長蛇の列に並んでると、ジブリ展は入場制限されてるのでチケット買っても入れるのは4時間後ってアナウンスされてました。
去年行ったドラえもん展やミイラ展でもこんなに混んで無かったし、流石ジブリの人気は凄い。




*********鑑賞記録*********
鑑賞日:2022年6月5日
鑑賞回:13:30〜15:26
劇場名:京都文化博物館フィルムシアター
座席情報:自由席(A-5)
上映方式:2D
レーティング:G
上映時間:116分
備考:500円
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