日本公開時に友達と映画館で観ました。
確か、あの頃はまだ、Windows もインターネットもなくて、日本ではNECのPC-9801やPC-8801のパソコンが全盛の時代でパソコン通信もまだあまり普及していなかったと思う。
映画の中では、電話に音響カプラをつないでダイアルアップし、外部のコンピュータに接続していました。
そして、ゲーム会社のコンピュータを探すために、プログラムで片っ端からダイアルアップして探しているシーンも出てきました。
これって、立派に犯罪なんだけど、当時はすごくカッコいいと思ってしまいました。ハッキングなんて言葉も聞いたことなかったと思います。
あと、電話をタダでかける裏技がでてきたり、とにかくそういうギミックが盛りだくさんで、ストーリーも面白いんですが、そういうところにもすごく惹かれていた気がします。
あのキャラクタだけのゲーム、私もスタートレックや南青山アドベンチャーにはまっていた口なので、デイヴィッドやジェニファーの気持ちがよくわかります。
どれを取っても、今では見かけなくなりましたが、ストーリー自体は全然色褪せません。そこは、ジョン・バダム監督だからでしょうか。
昔懐かしいコンピューターのノスタルジーに浸るのもいいし、一触即発の危機を味わうのもいいでしょう。
良作だと思います。