このレビューはネタバレを含みます
トビー・マグワイアと聞いて
恐慌時代を生き抜く人達と馬のサクセスストーリーかつファミリー映画で良かった… 進むところはトントン描写で進むのでダイジェスト感はある、ただ喜怒哀楽全部欲しいところに欲しい展開をくれるところは爽快。王道だけど単調さはあまり無い感じ
レッドの繊細さと気性の荒さとか、ずっとビスケットと対になっていく関係はすっきりしてて好き、レッドとハワード夫妻、特に喪失を経験した父子の疑似親子関係がサビ、騎手として嘘を吐いていたレッドに対してハワードの「構わん」はボロボロになる……息子を重ねている、と言われれば否定できないだろうし、そこに自分で呆れたようにも思える
再婚相手のマーセラも調教師のスミスも皆良いキャラしてたし、ピンチヒッターのジョージは人が良過ぎる…あと中継の"ティックトック"おじさんが抜きん出てキャラが濃い、エンターテイナーの権化、ツッコミ所がないことはないけど満足感がある映画だった
ただレッドパパが滅茶苦茶良い人なだけに消息だけ気になる、全く音沙汰がないってどういう……っコト……⁉︎